SCT(sluggish songnitive tempo)、認知のテンポが遅い注意力障害

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ADHDじゃないかと自身について色々と調べているうちに、私はADHDよりもよりしっくりとくるタイプの障害にあてはまることを発見しました。
これまで、ADHDに関する文献を読んできて、確かに当てはまる、だけど決定的要素に欠ける、と今ひとつ納得できておらず、自分はグレーゾーンだと思っていました。特に私は不注意が強い、のび太タイプとも呼べる症状がよくありますが、ADHDに見られる衝動性や多動性といったものがほとんどなく、なんだか腑に落ちていなかったのです。

が、ここにきて、ADHDの亜型なのかはたまた別の症状なのか分かりませんが、

SCT(sluggish songnitive tempo)

と呼ばれる障害です。

読者さんから紹介して頂いた「大人のADHDワークブック」という本の中に、解明されていない謎の障害として取り上げられていました。

その症状は以下の通り。

▼▼
◼️空想にふけりやすい
とにかく暇があれば何かにつけて現実から心が離れてしまいます。性的な妄想に心をかきみだされたり、怒って相手を猟奇的に痛め付けるような妄想や衝動に翻弄されます。それには多大なエネルギーも使っているように感じます。グッタリとしてしまいますから。だからといって止められないのです。その空想はこの辛い現実からのひとときの休憩であり、いわばいきながらえるための魂の休憩ともいえます。

◼️ボーっとしがち
これは覚醒しておくことが難しいということで、いわば心ここにあらず、何も考えられず脳がアイドリング状態にあるときのことをさします。人間、社会に恐れをなしていて、ただそこにいるだけでどんどんと心身が消耗していくようなこの感覚は、一言でいうと、だるい、と表現できましょうか。鈍く重い、重厚な鉛の玉に繋がれた足かせをはめ、容赦なく照りつける砂漠
の中をあてもなく彷徨うような絶望と疲弊の中、意識を覚醒しておくことは至難の業で、ガス欠を起こす、そのため意識は呆然として、あてもなく我が意識どこかへ飛んでいく、ボーッとするわけです。
そのために、シャンプーや歯みがきをしたかどうか忘れたり、人の話を途中から空返事といった現象がおこります。

◼️無遠慮に人をじろじろ見つめることがよくある。
自身であまり意識していたことはありませんが、私は人に指摘されてそういう性向があることに気がつきました。気をとられるといいますか、気になった人、例えば誰かに似ているとか、特徴が際立っていると感じた方に対して意図せず心が奪われて、見つめずにはいられない感覚に襲われるのです。じーっと見てはいけない、それがどういう部分であっても、という認識は発達過程の中で判断してきたつもりですが、まだまだ捉えきれていないようです。

◼️動きが緩慢で、のろのろ、ぼんやりしていることが多い。

◼️混乱しやすく、なんでもすぐに「よくわからなく」なる。

◼️話を飲み込むのが遅く、勘違いしやすい。

◼️たやすく区別できそうなことなのに、重要なこととそうではないことを分けることが難しい、注意を保つ力が弱い。

◼️つい最近覚えたはずのことでも思い出すのが難しいことが多い。

◼️無口、引っ込み思案で、人付き合いを避けようとする

◼️衝動的ではなく、むしろ消極的でなんにでも尻込みする。

◼️ADHDと合併しやすい障害はあまり見られない。

◼️攻撃性があまりみられない(反抗挑発症はほとんどみられない)。
・反社会性や素行症は少ない(虚言、盗み、ケンカなど)。
・不安、うつがより多く見られる
・宿題がうまくいかないが、その理由は怠慢ではなく、まちがいや勘違いのせいであることが多い。

▲▲

これはまさに私です。
特に、人と対峙するとこの症状が顕著に表れます。自分がただ単にバカなだけだと思っていましたが、ひとえにそう表現するのではなくて、上記の分類がすごくしっくりとくるのです。
これらの要素の一つ一つを取り上げてみれば誰にでもひとつくらいは当てはまることかもしれませんが、こうやってひとつの症候群として見ると、まれでありましょう。そしてこれに該当するのが私であります。
そして、私の場合は、さらに付け加えると、

異様に疲れやすい
休日は寝すぎてしまう(10時間以上)

といった症状も副次的についてきます。

また後日、これらのひとつひとつの症状について、解説していきたいと思います。
今日はもう、疲れました。

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【インフォメーション】

■INFP型について詳しく知りたい方は、まずこの→INFP型の記事が役に立つと思います。※注:とても長いです。

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“SCT(sluggish songnitive tempo)、認知のテンポが遅い注意力障害” への2件の返信

  1. こんにちは。ご無沙汰しています。
    ちょっと辛いことがあり(35才、就職活動で落ちまくり)、自分に関するヒントを読みたいというか背中を押したくて久しぶりにこのブログを開きました。

    本お読みになったのですね。すごいですね。
    先般は、偉そうで押し付けがましいコメントをしてしまい申し訳ありません。それなのに、体調もしんどい中でこうして色々調べておられることを知り、尊敬しますし嬉しいです。

    書いておられること、私もほぼ全部当てはまっています…。
    また、別記事の居酒屋の会計が苦手なのも同じです。学生時代から今に至るまで人に任せきり。営業マンとしては痛いなと我ながら思います(笑)。←笑い事じゃないけど

    しんどい中でもこうしてブログを書かれ、文献を色々と読み、田中さんはきっと、言語優位型なのでしょうね。
    言語優位型のADHDの人は、「一般常識から鑑みてどうすべき/あるべき」とか「自分のダメさ」とかは頭で理解できるために、ギャップで自分の内心で一層苦しみがちだそうです。
    また、言葉は立派なために「口だけ」と言われがちだそうです。

    私もまさにそうなのですが、ただ、田中さんと違うところとしては、
    私は何年もブログを続けることなどできません。
    何の誇張もなく文字通りの3日坊主、人生全ての何もかも、3日続けることさえ困難です。
    ADHDの無計画さと先延ばし、大雑把さが強く出ています。
    また、年を重ねるごとに、本や活字を読むことが出来なくなっています。
    注意を持続することが困難なのです。ADHDの集中力のなさです。
    (あと、田中さんの奥様のように、クレジットカードでいい加減な買い物を繰り返し金銭管理はボロボロです。)

    こう見ると私の方が典型的ADHDで、田中さんはアスペルガー要素がおありのように思います。
    むしろ借金やこれまでの記事から奥様にもADHD傾向がおありではと思いました…発達障害同士、特にアスペルガー傾向の男性とADHD傾向の女性がなぜか恋愛関係になる、ということは多いそうです。

  2. 続き)

    アスペルガー要素がある、というのはもちろん罵り言葉として使っているのではなく、
    易刺激性(疲れやすさ)、お金にルーズでなくむしろきっちりしたいところ、「誰を幸せにしたいか」の記事などから感じました。

    今、鬱になりそうなほどしんどいということですので、何よりも急いで病院に行ってほしいです。
    ADHD・アスペルガー由来の疲れやすさ、鬱っぽさは投薬によって改善することが多いからです。
    (スッキリ皆無に!飲んだら即日別人!というわけにはいかないかもしれませんが、とりあえずは泥水の中から引き上げられるような感じ、というか)

    ただ、発達障害の初診はどこも予約数ヶ月待ちで検査をするまでに時間がかかりますし、その中でも特に良い病院となると3ヶ月待ち、などはザラです。

    まずはとにかく出来るだけ早く、病院クチコミサイトやツイッターなどで病院を調べ、何件か電話をかけて一番すぐに予約をとれるところに行き、まずは薬を飲み、
    通院しながらも良い病院を探し続け転院する、というのがいいと思います。

    WAIS検査をしなくても診察のみで発達障害の診断をくだし薬をすぐ処方する病院も、あるそうです。
    運良くそういう病院を見つけたら予約をとり、WAISは自治体で受けておき、やがて後から見つけた良さそうな病院に転院するとよいと思います。

    合う先生、合うカウンセラー、合う処方にたどり着くまでは長期戦を辿ることも多いようです。
    私も初診から1年ですが、まだこれがベストとは言えません。
    はじめるのは早い方が良いです。

    田中さんの自己認知はさておき、記事を読んでいると、田中さんには二次災害的な鬱が発生していることが見て取れます。
    鬱は脳のバグ、脳の病気ですので、薬で脳内成分を調整することが必要です。
    に私は、昨年末〜今年2月末まで、本当に退廃して、体調もボロボロ、毎日ボロ雑巾のように疲れる感じでした。
    転院して処方が変わったことでその体調不良?からは抜け出すことができました。
    ↑薬で変わることは大きいとお伝えしたく書きました。

    田中さんはずっとこれで生きてこられたので、こうではない自分が想像できないのではないかなと拝察します。(私もなんですが)
    ADHDにせよアスペルガーにせよ、鬱、INFPの生きづらさ(長所を活用できていない状態)にせよ、
    その改善、変化を最も阻むものは、そんな自分です。

    (ぶっちゃけて言いますと私も、生きづらい状態がデフォルトすぎてそうでない自分を想像できず、健康で幸せで元気でバリバリ働きたいのかどうなのかすらもはや分かりません。
    それこそが何より超えないといけない壁だと主治医とよく話します)

    ここにたどり着いたINFPさんが、
    ブログの田中さんの軌跡を見て、
    生きづらいけど不器用だけどやっぱりINFPでよかったな、希望あるな、とか、
    ちょっと誇りを感じたりとか、なるように、一緒に頑張れたらいいなと思います。

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