いい人は損なだけ

どうしても清く真面目に生きていたい私にとっては、大変嘆かわしいのですが、やはりこの世は悪く狡く立ち回れる人ほど得をするようにできています。

年を重ねるごとにそう感じるようになってきました。

恐らく、大抵の人は小さい頃に

悪いことをしたら罰があたる、

いいことをしないと報われない

などととにかく善行をつむ、誠実である、といったことが美徳とされ人生の成功の秘訣とさえされているような所があるかと思いますが、

これは大人によるマネジメント、つまり恐怖の支配でうるさい子どもたちを黙らせる手法であると、大人、つまり逆の立場になって分かるようになってきたのです。

実際、私の周囲を見渡しても親が犯罪者であったり、アウトローで不真面目な人間であるほどその子はたくましく育ち、社会的にのしあがっている気がします。

そんな彼、彼女らが、決まって私に掛ける言葉は、

そんなにいい人じゃ損するよ、いいことなんて何もないよ

という励ましのメッセージです。

ネットを見ていても、実際はというと、
下記のとおり。

(ビジネスレビューより)
男性の生涯年収は性格に大きく関係することが、新たな研究で明らかになった。
30歳を境に、誠実、外向的、そして気難しい男性の方が、そうでない男性に比べて収入が高い傾向にある。この傾向は40代、50代まで続く。
性格は、高学歴男性の生涯年収を予測する強力な要因となっている。

直接的にいい人は儲からないとは書いていないものの、こういう主旨を指摘する記事はたくさんあります。
なんという裏切り。
今まで信望してきた観念はかえって身を滅ぼしかねないという事実に、もう取り返しのつかない人生のステージで気づかされるという。

悲しいね、そういえばサイコパスと呼ばれる、いわば良心が欠落した人の存在を最近の社会では指摘されるようになりましたが、そういった人たちは社会的にも成功しやすいそうですね。

良心を司る脳部位が不安や共感性を感じる部位と一致するそうで、まさにこれは悪いやつほど得をするということではないでしょうか。

いずれにしても、来世に全力の期待を寄せる場合を除き、いい人はやめたほうがよさそうです。

そんなに難しいことではなさそうです。環境にいるうちに、いい人なのにだんだんとすれていったんだろうなぁと推測できる人は世にたくさんいますから。

関連記事
【関連記事】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする