ISTP型について

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読者さんリクエストにより、かつてネット上に存在していた「MBTI性格タイプ論の視点から世界を覗こう」というサイトからのログの転載です。
今回はISTP型についてです。

 

1.ISTPの特徴 TiSeNiFe 一般的描写

心理機能要素の構成から分かる! ISTP型の性格特徴説明

優勢 内向的思考 Ti
補助 外向的感覚 Se
代替 内向的直観 Ni
劣勢 外向的感情 Fe

 

現実を純粋に観察し、比較や分析を通して、賢い選択をします。

独立して考え、動じない心を持ち、冷静な頭脳でいられることを誇りに思います。

言葉であれこれ語るよりも、現実としてどうなのかということを重視します。

物事はいつもシンプルであるべきです。 複雑なことは、できるだけ冗長な部分を省き、的確で簡潔にするべきだと考えます。

普段はじっとして黙っており、次の活動のときまで、体力を温存します。 静かにしているほどに、確信を持つことができエネルギーがみなぎります。

しかし、常に安全な状態でいることには、退屈を感じるでしょう。

一か八か、リスクを取って、行動します。 今現在に意識を集中させ、忍耐強く、勝機を伺いますが、 そのときが訪れると、怖気づくこと無く、間髪入れず行動し、タイミングを逃しません。

ただ座っているだけで、良いことが舞い込んでくるなどということを期待することは馬鹿げていると感じます。 それ故に、スポーツやビジネス、金融取引の現場で、活躍する者が多いようです。

有能でありたいと決心したことに対しては、集中して取り組みます。 ISTPが関心を寄せるのは、身体を動かすことや、現実的なことです。 あまりに複雑なことや、抽象的なこと、身の回りのことから遠いと感じられることには興味を抱けません。

実用的な機械や装置、ものづくりや修繕などに関心を寄せます。 一歩ずつ仕組みや操作を学び、その取り扱いをマスターします。 趣味で、そういったことを独学することもあります。

一人で過ごすことを好み、行動する自由を求めます。 基本的には、他者に干渉することも、干渉されることも望みません。

本当に気の許せる身近な人間と打ち解け、その付き合いを楽しみます。 ともに刺激的な体験をすることで、親密さを感じることができます。

常に冷静に考え判断することを心がけます。 大抵のことでは、慌てたり、気後れしたり、苛立つことはありません。 物事を理論的に捉え、感情に流されず、躊躇することもなく、判断を誤らないようにします。 ちょっとした油断をするだけでも、すべてが台無しになってしまうことがあることを知っています。

常に現状を見据えながら、乗り越えてゆこうとします。 周囲の人からは、恐れを知らないと心配されるかもしれません。 失敗を繰り返して、残念な気持ちになることはありますが、気持ちを早く切り替えることができます。 ダメなことは潔くあきらめ、方針を変えてしぶとく挑戦を続け、チャンスをつかみ取ろうとします。

自然に触れたり、都会の町並みを眺めることを楽しいと感じます。 冒険心があり、少々危険が伴うことでも刺激的な経験をしたいと思います。

優れた観察力と冷静な分析能力を持ち、素早い身のこなしで、危険を切り抜けてゆくことができます。 スキー、スカイダイビング、サーフィン、柔道、フェンシングなどスピード感があり、 瞬発力を求められるスポーツを好みます。

車やバイク、その他の乗り物の運転やメンテナンスに関心を寄せます。 自分の冷静な頭の働きに自然と集中でき、危険を回避しながら安全に運転することにスリルを感じ、 際限なく移り変わる風景を楽しむことができます。 また、何かおかしいことがあると、勘が働き、早めに気がつくことができます。

大抵の場合、現在に没頭していますが、 ちょっとしたサインを見逃すことがなく、たまに、見えないところで何が起こっているのか察することがあります。 しかし、いつでも調子に乗って、スリリングな体験に身を委ねることのないようにしましょう。 どんなに優れた技能を持っていたとしても、避けることのできない事故に巻き込まれる危険はあります。 また、スピードが出ているときは、想像以上にハンドル操作が困難になったり、車体に働く力を制御できないものです。

基本的に一匹狼のようなタイプで、作業に集中するときも、外に出かける時も一人を好みます。 どこかよそよそしく感じさせることがあるでしょう。 しかし、気を許した少数の仲間と行動を共にすることがあります。 本当に打ち解けて信頼し合える先輩や同僚、後輩との付き合いをきさくに楽しみ、平等に、気前良く振る舞います。

目に見えて、すぐに変化するものや、その他、五感で捉えることのできることに興味を抱きます。 それ以外のことは、あまり信用することはできません。

パソコンやカメラなどの機械や装置に興味を持ち、試行錯誤で自ら操作し、仕組みと働きを理解します。 ときに分解しようとするかもしれません。 故障した時は、どこがおかしいか勘を働かせ、直せるかどうか考えます。 こういったことにも集中力が発揮されるので、その取り扱いに慣れ、専門的な知識と技術を身につけることがあります。

厳密で、緻密な作業を行うことができ、単純でも、地道な作業に集中することができます。 計算が得意なこともあり、経理の仕事などのデスクワークにも向いています。

自分の技能を活かせる職場で働くことができ、充分な報酬が得られれば幸いです。

その日の仕事を終えたら、家に帰ってゆっくりとくつろいだ時間を過ごしたいと思っています。 衝動的に羽を伸ばし、自由に休みたがったり、美食や酒、娯楽を楽しみたくなることがあります。

また、他人の目を気にせず、知らず知らずのうちに昼寝をしていることがあります。

あまり、遠い将来のことを考えるよりは、短期的な仕事を繰り返すことを望みます。 毎日の仕事に没頭し、いつの間にか大量の仕事をやり終え、また次のチャンスに備えます。

権威やルールを盲信するよりは、あくまで現場での客観的な判断を優先します。 現場を見ず慣例に従って事務的に指示を出すことは好きになれません。

ことが上手く運ばれているうちは、権威やルールにも価値がありますが、 いつでも緊急事態や状況変化は起こるものであり、そのときはその場で自分が判断しなければなりません。 危機が迫り来ており、誰かに相談しようなどと悠長なことを言っていられない時は特にそのような姿勢は有効です。 レスキュー隊員や消防士、自衛隊などになる者も多く、現場に分け与えられた権利を臆することなく施行します。

ISTPは、指揮系統を常に無視しようとするわけではありません。 平常時には、ルールや権威に従います。 それでも、自分の意見は持っており、必要であれば、自然と自分の判断と臨機応変な戦略で対応することができます。

何でも自己流に片付けようとするわけでもなく、 他人の意見が気になることもあり、信用できる人にアドバイスを求めます。 褒められると自信を持つことができます。 一方、たとえ批判的な意見をまくし立てられても、大抵の場合、感情的になることはありません。 実際に、他者からのアドバイスを素直に受け入れるかどうかは、自分自身で考えて判断します。

身体能力が高く、スポーツで高い成果を上げることがあります。 実際にスポーツの特待生にはこのタイプが多くいます。 職業として、軍隊、パイロット、建設機械の運転手、消防士、救急隊員などを選ぶことがあります。 また、手作業の能力にも優れます、そのため、ものづくりや機械の組み立て、取り付け、メンテンナンスなどの職人 になることも多いようです。

女性は、裁縫や料理などの家事において手先の器用さや五感の敏感さを発揮することができます。 そういったことに集中し、熟練することができます。 家族に対する愛情がモチベーションとしてあるので、相手を思い遣ったものを作ります。

ただし、女性らしさを意識するのが遅い傾向にあるので、 恋人のために、お菓子や料理を作ったり、 自ら進んで花嫁の姿を想像し、家事を学ぼうとすることはないかもしれません。 男性と同じように、スポーツをしたり、車を走らせたりする方が楽しいと感じます。

ビジネスマンや金融取引のトレーダーにも見られるタイプです。 関心のあるアイデアを集中して洗練させ、損得勘定をしっかり行い、 現実を見据えて冷静に判断し、タイミングを逃さないことがここにおいても長所となります。 充分な資産を築いて、早くリタイアできれば幸いと考えているかもしれません。

何も考えないで過ごしている時間に、 自分の体験したことの意味や解釈が突然ひらめくことがあります。 それは、個人的な枠を超えた一般性のあるものであるかもしれません。 また、極めて稀に神秘的な体験をしたり、イメージを見ることがあります。 それまでは、目に見えるものしか信じないで過ごしてきたとしても、 そういった経験をすることによって、不可思議な力の存在を否定できない気がするようになります。

言葉で語ることはあまり得意ではありません。 話すときは、具体的な事実をありのままに簡潔に述べます。

他人を気遣ったり、話しを合わせるよりも、事実はどうなのか知りたいと思います。 そのため、気がつかないうちに、相手を不快にさせていることがあります。

思いは、行動によって表現されます。 怒りが生じた抑えきれないときは、怒鳴ったり、殴ることさえあるかもしれません。 歳を取るにつれて学習し、そういった行動はなくなるでしょう。

危険だと感じたり、責任を追い切れないと感じた場合は、その場から一旦引き上げようとします。 好意を抱いている人間に対しては、自分の技能を活かして助けてあげたり、 プレゼントを贈ったりするかもしれません。

男女の関係の場合は、おしゃれをして、男らしさ、女らしさの身体的な魅力をアピールするかもしれません。 男性の場合は、体を鍛えたり、力仕事やスポーツに集中することが女性を魅了することにつながります。

なかなか言葉で語ろうとせず、行動で表現するので、この意図を理解できない場合は、双方に不満がたまることになります。 実際に、常に冷静でクールでシンプルな思考を維持しようとしているので、 甘い言葉で恋愛関係や親密な人間関係を築くことはなかなかできません。 それよりも、食事をしたり、旅行をしたり、ドライブしたり、刺激的体験やスリルある冒険を一緒にすることで、 親密さを感じ人間関係を築いてゆくスタイルを取ります。 他のタイプの人間は、このことに気がつく必要があります。

自分の手や体を動かして直に触れながら学習することができれば、興味関心を抱きながら効率よく理解することができます。 あまりに抽象的で複雑な理論は理解できませんし、そのようなことに時間を費やそうとも思いません。 確かにそういったことの価値は認めますが、どちらかというとすぐに目に見えて変化の起こるものや、 実用的なことに興味があります。

それでも、算数や初等数学での四則演算や数式操作には熟達し、 イメージが湧きやすい概念に対しては興味を持ち、一貫した理解を求めます。

シンプルな構造で表現されたものの美しさに魅力を感じ、そのような芸術、美術を評価します。 物語、随筆、古文、漢文、歴史などにはあまり興味が持てず、 何のために学ぶのか理解できないなどと言うことも稀ではありません。

女性も男性と同じようにスピード感のあるものや、スリルある刺激的体験に興味を持ちます。 そして、幼いときは、言葉よりも手が出てしまうことがあるかもしれません。

しかし、歳をとると女らしさを意識するようになるので、化粧をしたり、おしゃれをしたりします。 ただし、センスを疑われることがあります。どきどき、身近な人や信頼できる人に意見を聞くと良いでしょう。 また、あまりにも男性的な冒険はしませんが、おしゃれなレストランを楽しんだり、 旅行に行ったり、観劇をしたりすることで楽しむことができます。 お金があると、ある分だけ使ってしまいがちです。

男性は、特に無愛想であったり、無礼であることがあり、 知らず知らずのうちに相手の気分を害することや、ひんやりさせるユーモアを述べることがあります。

女性の場合は、ストレスを感じていない限り、身近な人に対しては愛嬌があるほうです。 それでも、積極的に交友関係を広げようとすることはありません。 そういったことに関しては、どちらかというと受け身です。

男女両方共、人の言葉をありのままに受け取り、素直ですが、人間に対しては勘が鈍いところがあります。 人間の悪意や、人間関係で陥る危険性に対して、後々まで気がつかないことがあります。

冷静な判断と大胆な行動は、何かを建設したり、障害を退けたりするためには必要なことです。 しかし、この傾向が強いと、他人に対する影響に考えが及ばず、効率や利益ばかりに目がゆくので、 他者から非難を受けることがあります。

彼らの注意深い理解力と、地道な努力、そして行動力は、現実的な世界で常に要求されていることです。 私たちの街を便利で住みやすくし、身の危険から守ってくれるのです。

ISTPと相性の良いタイプは、ENFP, ISTP, INFJ, ESTJ, ESFJです。




2.ISTPの美徳と限界、そして挑戦的課題

ISTPの長所

・観察眼に優れる
・ガッツがある
・俊敏に反応する
・休憩するときは休憩する、仕事をするときは仕事をする
・集中して考え行動する
・不合理な雰囲気に流されない
・矛盾や欠陥を指摘する
・現実的で実務的
・客観的で理論的
・理論的な結論に忠実である
・現場の状況をよく見て判断する
・独自に学び知識を育てる
・独自の思考とユーモアがある
・チャンスをつかもうとすることを繰り返す
・厳密な理解を求める
・タイミングを逃さない
・冷静に思考し効率性を重視した判断をする
・怖気づかない
・危険を察知する
・仕組みをよく理解する
・突くべき作用点を絞り込む
・有能であろうとする
・少し温かみのある接し方をする
・仲間を大切にする
・技術を取得する
・関心を持ったものを絞って選択し習熟する
・目の前に提示されたものの中にヒントを見つける
・目の前の仕事に奮闘しながら進んでゆく

こういった長所は、一生の間ずっと、ISTPの魅力となることでしょう。 もしあなたがISTPならば、決して自分に反することなく、これらの善い点を手放すことのないようにしましょう。

アキレスのかかと 外向的感情にご注意下さい

人間関係の輪を自分から積極的に広げてゆくことは、 あまり得意ではないかもしれません。 特に若い頃はそうなりがちです。 そのため、どこかよそよそしい人だと受け取られることがあり、 それが損になっていることがあります。

特に男性は、身なりや清潔感に気を配ることをしないことがあります。 また、マナーよりも独自の方法を取るので変人とか不躾な人だと思われることがあります。

何事も一歩引いて冷静に見つめ、焦点を絞り込もうとすることは良いことですが、 他者の感情に配慮せず、相手の話の矛盾や疑問点を問い詰めようとすることがあります。 そのため、良い雰囲気なっている時に、気がつかいないうちにそれをぶち壊してしまうことがあります。

独自の考えに基づいて判断し、相談することなく行動することがあるので、他者を心配させることがあります。 自分の考えを説明したり、行動を共にしたり、他者のために活用する機会を設けないと、 なかなか評価されません。

確かに、ISTPは一人で考え行動した方がやりたいようにでき、集中できるかもしれません。 独立しているところはISTPの良い点でもあります。 しかし、そのために自分が周囲の人間に認められていないという悲観的な思いにとらわれることがあるかもしれません。

これらはすべて、第四の心理機能である 外向的感情(Fe) が「アキレスのかかと」になっていることが原因です。 しかし、第一の心理機能である 内向的思考(Ti) の働きを長所をとして発揮するためには幾分仕方のないことです。 外向的感情(Fe) を意識的に鍛えれば解決するなどという簡単なことではありません。 しかし、 外向的感情(Fe) を抑圧していることが欠点となって、 せっかくの挑戦的な課題があっても協力関係を円滑に保つことができず すべてが瓦解することのないように、気に留めておくことは大切です。

外向的感情(Fe) は、歳をとるにつれてよく働くようになってゆきます。 先ずは、真剣な時は客観的で冷静ですが、 たまに人を助けたり、温かみのある表情を見せることがあります。 そして、順調に成長すると雰囲気の良いおじいさんおばあさんになることでしょう。

そのため、人と接している時は、他者の思いを見抜き、 感情を汲み取りながら行動できるようになってきます。

世の中、誰とでも上手に付きあおうとするならば、”Give and Take” を意識する必要があります。 さすがに、”Give and Give” であれと言うつもりはありませんが、 ここでは、先に与え、後で取るというぐらいが良いですよという意味です。 公平性はここにおいて保たれなららも、大抵の場合、先手が有利になるでしょう。

そのためには、相手が何を必要としているのか、何をすれば喜んでくれて、心を開くことができるのか 考えてみることも、ときには良いかもしれません。

ISTPは懐疑的になりがちですが、 分析的に考え、効率的に問題解決する能力は自分以外の人間にとっても 有用であるに違いありません。

もちろん、自分で納得できる結論に至るまでには一人でいたい時もあるでしょうが、 にこやかに人と接して、方針を相談したり、協力しあってこそより大きな達成感を味わうことができることもあります。 それは、自分にとっても他者にとっても有益な時間になるかもしれません。 そのためには、機会あるごとに親密な関係を築いておくことを心がけると良いでしょう。

気のおけない仲間と緊張を保って仕事をする時間も、リラックスして打ち解けて話す時間もISTPにとっては 貴重な時間となるはずです。




 

3.SeとNiの葛藤、折衷、そして統合

外向的感覚(Se)と内向的直観(Ni)の葛藤、折衷、そして統合

ISTPの青年期における課題は、 第二の心理機能である 外向的感覚(Se) と第三の心理機能である 内向的直観(Ni) のバランスを取ることにあります。

今この時、目の前にあるものに意識を傾け、 ありのままに現実を見つめ広く情報を集めながら行動するか、 それとも、背後で働いている関係性や傾向を認識し、長期的な視野に立って方針を立てるか。 その間で葛藤が生じます。

これら二つの心理機能のどちらが優位に働くのか、 それは時と場合によって違ってきます。 はじめから、両方共、うまく統合させて働かすことはできません。 その場その場で、うまく使い分けることになります。

概ね 外向的感覚(Se) の方がよく働きますが、 一人でいるときや内省的なときは、 内向的直観(Ni) の方がよく働くことになるでしょう。

どちらか一方の働きが強くなりすぎて、その良くない面が影響してしまうことがあります。 実際は、この二つの心理機能はバランスを保って共同して働くことで、統一した認識に至ります。

先ずは、この世界が差し出してくれているものを広く受け取り、 よく観察し、また、自分の身体を通して感じることが 人間にとって非常に重要になります。

なぜなら、人間の意識は、この世界の存在の意識の一部であり、 この世界の存在の意識は至上のものであり、 世界を体験する機会を与えることによって、 人間の意識の発達を導くものだからです。

しかし、 人生の前半においては特に目に見えることを強く信頼するISTPにとって、 このことは突拍子もない神秘的な話に思われ、 すぐには受け入れられないかも知れません。

そのことを気にする必要はありません。

まずは、心のおもむくまま、あちこち動きまわって、 美しい風景、爽快な風、美味な食事などなど、あらゆる心地良い体験を求めるとよいでしょう。

また、人間は、同時にあらゆる苦痛をも経験することになります。 外向的感覚(Se) を利用するタイプは、この身体的な苦痛をも強く感じることになるのです。

この身体的な苦痛というのは、 今現在に意識を集中させることを要求するものでありながら、 過去や未来のこと、そして、普遍的なことを考えさせる最たるものです。

ISTPは、リスクを背負ってでもチャンスを得ようとする果敢な所があるのですが、同時に 物事の仕組みや力作用、物の動きについて勘が働きくので、 自己規律の下に行動し、 身体的な被害をできるだけ避けようとすることができます。

その能力は成長する程に発達してゆくことでしょう。

現在の状況を見つめることによって傾向を把握し、 将来に起こることをつかみとることが段々と出来るようになって来ます。

そうはいっても、ISTPは 外向的感覚(Se)の方に重きをおきますから、 その場の快楽に身を委ね、後から問題が生じることもあるかもしれません。

しかし、 外向的感覚(Se)と 内向的直観(Ni)は Se-Niペアとして働くことから、 瞬間瞬間に没頭することで経験してきたことは、 心身を休めているうちに、その関係性が整理され統合されてゆます。 そして、やがて気がつかないうちに普遍的な理解が意識に登ることになるのです。

少しずつ、賢い選択ができるようになり、 予期せぬことに直面して嫌な思いをすることは少なくなってゆきます。

このことからも分かるように、人間にとって過ちは不可避です。 ただ、自然に与えられた身体と環境からの刺激と恵みを享受しながら 学ぶことが不完全な人間に求められていることです。

なので、他の人の過ちもまた過度に批判してはなりません。 内向的感情(Ti)と 外向的感情(Fe)を 上手に働かせることによって、自分や他人の過ちを許せるようになりましょう。

そもそも、憤慨していては今を楽しむことはできませんし、何の得にもならないはずです。 そして、許すことで、その影響が巡り巡って、恩恵を授かることになるのです。 そのことは、必ずしも目には見えないかもしれません。 しかし、 内向的感情(Ti)と 内向的直観(Ni)を 働かせれば気がつくことがあるはずです。 今現在の思考と感情が未来を決定してゆくのですから。

ISTP自身、過去にとらわれることなく、今を生きることができるのは長所です。 それが、他の人にも許されると考えるのは自然なことではないでしょうか。

外向的感覚(Se) と 内向的直観(Ni) を平衡させて働かせることで、普遍的な影響力を意識しながらもなお、 過去や未来に気をとらわれることなく、 今現在をありのままに生きるようになります。




 

 4.ISTPの人間関係 恋愛

ISTPの人間関係について

何も言わずとも、頭の中では冷静に何かを考えています。 しかし、大抵の場合、それは他の人からはなかなか見えないものです。 ISTP自身も、本当の自分は秘密にしてあると思っているかもしれません。

なかなか自己開示しないことが、 他者にとってはもどかしく感じられることがあります。 しかし、このことはISTPの心理機能について考えれば自然なことです。 大抵の場合、悪気はないのでしょう。

ISTPの第一の心理機能は、 内向的思考(Ti) であり、第二の心理機能は 外向的感覚(Se) ですから、 どちらとも言葉をふんだんに使ってコミュニケーションをしようとするものではありません。

寧ろ、人間関係においては、実際的な問題解決や観察、行動を共にすることによって仲間意識が育まれます。 周囲の人たちは、このことを理解する必要があるでしょう。

内向的思考(Ti)は、物事を懐疑的に捉え、独自の思考を発展させるので、 ときどき不躾なことを言ったり、乾いたユーモアを口にすることがあります。 これもまた、内向的思考(Ti)が優勢であることの 悲しいサガなのですから気がついて下さい。

そんなISTPですが、外向的感情(Fe)が働くので、 素朴で謙虚な印象を与えることが多々あります。 そして、愛想がよく他者を気遣うこともあるのです。 そういった思いも、 外向的感覚(Se) の働きにより、言葉よりも行動で外に現れることが多いものです。 なので、そのことに気がつく必要があります。

身体を張った 俊敏な反応で、知らず知らずうちに危険から見を守ってくれることもあるかもしれません。

もしくは、知らず知らずのうちに、掃除や修理など、必要な仕事をやっておいてくれているかもしれません。 そのことに気がついて感謝すれば素直に喜んでくれるでしょう。

ISTPの恋愛について

ISTPは好意を持った相手には、非常にストレートにそれを示そうとします。 しかし、前述したとおり、それは言葉ではなく、相手が何を求めているのかを知って、行為によって示すのです。

好意は行為によって示されます。

何かをプレゼントしたり、何かを作ってあげたり、何かを手伝ってくれたりすることで 好きという気持ちを伝えようとします。

相手が喜ぶようなファッションでその気を伝えようとするかもしれません。

それは、ときにさりげなく、ときに大胆です。

なので、相手の方は、ISTPの行為をよく観察し、 その意味するところを汲み取らなければならないでしょう。

外向的感情(Fe)が第四の心理機能なので、 始めのうちは、照れてしまって素直に自分の気持ちを外に出すことが得意ではないのです。 まして、あまり甘い言葉で積極的に誘うというようなことや、 華やかな演出をして相手を喜ばすといったことができるはずもありません。

かくして、さりげなくさそっているつもりが相手に伝わらず、 両者ともにもどかしい思いをすることがあります。

Se-Niペアを使うことから、 積極的にチャンスをものにしようとすることがあるのですが、 やはりIPタイプであるだけに、 外界に対する働きかけが弱々しくなってしまう傾向にあります。

ときには思い切り、強い思いを言葉にして伝える必要もあるかもしれませんよ。 きっと、残念な結果になっても、後悔はすぐに過去のものとなり、 今を生きてチャンスをつかもうとするのがISTPの良い点です。

そんなISTPですが、恋愛にも異性にも興味津々で、結局押しが強くなることもあるのです。

なにせ、 外向的感覚(Se) をよく働かせますから、身体的な魅力には目が無かったりします。

それでも、なお 内向的思考(Ti) タイプなので、冷めているように見えるのはご愛嬌なのです。

実は、ISTPは大人になっても、愛なんて理解できないと思っていることも多々あるものです。 さらに、結婚なんて責任ばかりが増えるだけだし・・・、と思っていることもあります。

こんな壁を壊すのは、人生と人間を突き抜けて愛している受容的かつ楽天的でありながらも、 信念とモラルを兼ね備えているタイプです。 ISTPは、新しい風を吹き込まれる瞬間を無意識のうちに待ち望んでいるのかもしれません。

やはり、IPタイプは、 恋愛でも受け身の役回りですね。 少なくとも初めはそうなりがちです。 これは、心理機能の構成上ある程度仕方のないことなのかもしれません。

幸いにして、二人が結ばれることになれば、 蜜月においては、 外向的感覚(Se)と 外向的感情(Fe)を 全開に働かせ、ムードを大切にしながらことを進めてゆこうとするでしょう。

女性はベッドの上で、おしゃれなランジェリーを身にまとい、 セクシービームを発射することもあるかもしれません。

ふたりの付き合いが長くなっても、 外向的感情(Fe)は 本当に気を許せる相手に集中して働くことから、上手くやって行けるでしょう。

内向的思考(Ti)を使うがゆえに、 大抵の場合、感情的になって話がこじれることも避けられます。 しかし、あまりにも 内向的思考(Ti)に偏りすぎて、 本当に冷めてしまわないように、ときどき愛を確かめ合いましょう。

結婚生活においては、 内向的思考(Ti)と 外向的感覚(Se)をよく働かせ、 実利を守り、実践的であるところが長所となるでしょう。

ISTPの女性は、女性らしさに気がつくのが遅い傾向があるようです。 しかし、世の中若い頃はFタイプがモテますが、 世の殿方は生活の厳しさを知って段々Tタイプに魅力を感じ始めるのだとか。

確かに、ISTPが予感しているとおり、 結婚生活においては様々な重荷を背負うことにもなりますが、 愛があればこそ、です。楽しいことも気持ち次第でいくらでも作れるはず。

決して後悔するような選択をしないように、そして家族の絆を大切に出来るように チャレンジしてみて下さい。

双対関係 にある ENFP や、 活発化する関係 にある INFJ 、 そして 鏡像関係 にある ESTJ とは相性が良いということなので、参考までにどうぞ。 INFJ は見つけるのが難しいかもしれません。




 

 5.ISTPの趣味

SPタイプなので、何かを作ったり、スポーツを楽しんだりすることが好きです。

特にISTPは、冷静な判断に従って、スリリングな状況を切り抜けることを楽しみとします。 ドライブ、バイク、スキー、スケート、スノーボード、水泳などなど、枚挙に暇がありませんが、 スピード感のある体験に没頭することで興奮し、頭がスッキリします。

スポーツは観戦するのも、自分でやるのも好きでしょう。

Iタイプなので、個人競技が中心になる傾向にあります。

マジック、すなわち奇術やジャグリングをマスターすることもできるのではないでしょうか。

そうです。ISTPは、一人で熱中できることを見つければ、 内向的思考(Ti)と 内向的直観(Ni)をよく働かせることから、 突き詰めて考え練習して、ときには勘に頼って、マスターするに至るのです。

内向的思考(Ti)と 外向的感覚(Se)を協働させるので 、機械いじりや日曜大工が好きになるのは自然なことです。

繁栄した街は俺の庭になるかの如く探検することでしょう。 そして、雰囲気の良い店に魅せられます。

女性の場合は、もちろんそういったことを楽しむこともできるかもしれませんが、 女性らしく、料理や観劇、旅行などをときに慎ましく、ときに派手にエンジョイすることでしょう。

一匹狼のごとく一人で行動することもあるでしょうが、 本当に気の許せる仲間がいれば、一緒に楽しむこともできます。

うまいメニューと、 ビールの値段は、だいたい覚えています。

一人で探検して見つけた価値あるものや、 一人で集中してマスターしたことは、いずれ他者のために役立てたり、教えたり、 楽しませたりすることの為に使うことができるようになるかもしれません。 そして、 外向的感情(Fe)を働かせることを自ら楽しむことになるのです。

こういったことは、 劣勢心理機能である外向的感情(Fe) をリラックスして働かせて 育む良い機会になり、それが仕事にもそれとなく役立ってくるのです。 そして、長い年月を経て、 第一の心理機能である内向的思考(Ti)と 外向的感情(Fe)のバランスを取ることができるようになってきます。

これが、仕事ばかりではなく、リラックスして楽しめる趣味を持つことの大切さが強調される理由です。




 

 6.ISTPの嫌なこと、ストレスとその対処

ISTPのされると嫌なこと

親しくもない人たちの輪の中に強制的に入ることを進められ、 腑に落ちない集団の総意に従わなければならないときには、違和感を感じます。

充分な情報を得ることができなかったり、 一人で考える時間やスペースを与えられないまま、 責任を果たさなければならないことにはモチベーションが上がりません。

自分の時間を奪い、無理やり公の義務を負わせようとする者には憤りを感じます。

自分の大切にしているものを奪ったり、損害を与える者には人一倍強い憤りを感じます。

今この時にできることを無視して、抽象的な議論に付き合わなければならないときは、退屈するかもしれません。




ストレス反応

知らず知らずのうちに溜まっていた、感情的なもやもやが爆発します。 普段とうって変わって冷静さを失い攻撃的になったり、 一方的な意見を述べ立て、自分を守ろうとします。

自分の気持ちを上手に他者に伝えることができなくなります。

そして、一人閉じこもって孤独を感じます。 自分が認められていないという感覚に襲われ悲嘆に暮れます。

原因不明ないらだちや焦り、悲しみを感じます。

後先考えることなく、快楽に溺れます。 食べ過ぎたり、飲み過ぎたり、スピード狂になったりします。

無謀な行動を取ります。

憔悴しきって、絶望を感じます。

ストレスへの対処法

芸術や自然に触れることはある程度、精神的な緊張を緩和するかもしれません。

ストレスでまいっているときは、心理機能のバランスを整えなおすことが大切です。 そのために、 外向的感覚(Se) の働きによって、 周囲をよく観察し、こころを落ち着ける必要があります。

ジョギングや水泳などは、身体の動きに規律をもたらし、 心身ともに良い効果をもたらすことでしょう。

根本的な解決を図ろうとするならば、瞑想が効果的です。 頭の中を駆け巡るとりとめない考えにとらわれ続けてはいけません。 そのためには、今現在に意識を向け、ありのままに世界を捉える必要があります。

ISTPにとって、今現在をありのままに感じることは、すんなりとできることのはずです。

そして、くよくよと悩むよりは、積極的に外界を捉え触れ合うことが突破口になります。 そうすることによって、再び活気を取り戻すことができるでしょう。




 

 7.ISTPのリーダーシップ

技術的に深く習得したことや、ある分野をマスターしたことについては、 人に教えることができるようになるでしょう。

大衆の意見や感情に惑わされず、状況をよく見て、冷静に判断することを心がけます。

現場主義的なところがあり、できるだけ正確な情報を得て、タイミングを逃さず 効果的な戦略を提案し、実行しようとするでしょう。

あまり他者をコントロールしようとは思わないかもしれませんが、 一人一人が与えられた課題に没頭して、成果を出しチャンスをもらいたいと思っています。

そして、客観的に導かれたことには自己を律して厳しく従うとともに、 他者もそうすることを望みます。

その仕事の意義や影響よりも、目の前に使命を定め、それを着々と問題解決してゆこうとするでしょう。

ISTPは大人しい性格だと勘違いされていることが多いようですが、 一方で、 Se-Niペアを使うことから、 果敢に現状を乗り越えチャンスをものにしようとするところがあります。

何度も挑戦することで、実際に成功することはよくあることです。 このことは、以外にも見過ごされる事実です。

ISTP自身は、個人主義的なところがありますが、 歳を重ね 外向的感情 が発達すると、効率性、分析能力、観察力、行動力をフルに活かし、ビジョンを持って 仲間たちとともに目標を達成するため、取りまとめてゆこうとするでしょう。





 

ISTPに向いている職業、キャリア、お仕事、役割

冷静に判断し、物事の仕組みをよく理解します。 手先の器用さ、身体能力の高さ、観察力、機敏な行動力など、自信がある能力を職業において活かしてゆきましょう。 機械やシステムの働きをよく理解すると同時に、道具の使い方に慣れるのが早いでしょう。 現実的な思考の持ち主で、状況に即して、素早く行動し、問題解決を図ります。 短期的な目標達成を繰り返し、熟練してゆきます。

コンピュータプログラマー
データベース開発 管理
ソフトウェア テスター
システム エンジニア

大工
測量技師
機械工
機械運転者
機械制作 修理工
メカニカル エンジニア
電気技師
土木技師
技術指導者
環境設備士
バイオメディカルエンジニア

シェフ 料理人
歯科衛生士
外科医

身体能力に優れている者が多いようです。 体力を温存している間にも、身体的、精神的に次の行動への準備が出来上がります。 状況を的確に捉え、機敏に対応する能力を活かすならば次のような仕事も考えられます。 特に、緊急事態においては、強みを発揮するでしょう。

スポーツ選手
スポーツ選手 トレーナー
フィットネス トレーナー
運転手 バス タクシーなど

警察官
消防士
農家
牧場労働者
森林官 林務官
弁護士補佐
犯罪捜査
自衛隊
軍隊
諜報部員 スパイ
航空機パイロット
航空機関士
航空管制官
船長
緊急救命医

環境の変化や周囲の状況によく気がつきます。 そして、リスクを回避するために日々の業務を怠りません。 物の細かいところまでよく見ており、精巧な作りに関心を寄せます。 博物学的なことに興味を抱く人たちもいます。

写真家
生物学者
地質学者
不動産管理人 建物管理者

シンプルで機能的なデザインを好みます。

景観設計士
コマーシャルデザイナー

客観的かつ理論的に思考します。 きちんとデータを見て、数理的な分析を行う能力を発揮します。 利益を獲得し守るために知識を蓄え、勘を働かせます。 そして、そのために厳しく自己を律します。 ビジネスの場面で活躍する人も多いようです。 タイミングを見計らい、リスクのあることにも果敢に挑戦します。

ファイナンシャルプランナー
投資家
投資銀行業務
資産運用専門家
証券アナリスト
財務アナリスト
コスト見積もり コスト管理者
リスク分析家
不動産仲介業者
経営コンサルタント
ビジネスマネージャー
バイヤー

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【インフォメーション】

■INFP型について詳しく知りたい方は、まずこの→INFP型の記事が役に立つと思います。※注:とても長いです。

■INFPな方のためのクローズドなコミュニティを設けました。もしよろしかったらご利用ください。⇒INFP型専用SNS


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“ISTP型について” への1件の返信

  1. こんにちは 自称ISTPの女性で苦手な事やストレス反応の例は当てはまる事が多いです。他の人の記事では短気な面もあると書かれていたような記憶かあるのですがどう思われますか?よく動じないと揶揄される事が多いですが全く感じないわけではありません、意外とGive and takeの精神も強くビジネス感覚で公平を意識してやられたらやると言う事も多いです。利益がないと思えば手抜きも多いし気が向かなければ大雑把な面も多いです、日常でやる事もなくやる気もなければ現状に集中と言うよりはぼーっとしてる事も多いです

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